化粧品選びのポイント
化粧品選びのポイント
一度敏感肌になってしまうとなかなか治すことができませんので、繰り返さないように化粧品選びを慎重にしなければなりません。原因のほとんどは乾燥であり、必要な皮脂が無くなって角質が薄くなっている状態ですので外的刺激に過敏に反応します。
化粧品選びのポイントは、角質の水分量を回復させるセラミドが多く含まれているものを選ぶことです。角質層の水分のうち約5割はセラミド等の角質細胞間脂質ですので、セラミドを補うとバリア機能が回復します。一緒にコラーゲンやヒアルロン酸が含まれていると更に効果的であり、作用が長持ちするクリームやワセリン系の方が化粧水や乳液よりも効果が高くなります。
また、複雑な化学構造の化粧品は肌に刺激を与えますので、配合成分は多くないものがベストです。シンプルな成分で作られていて、尚且つ肌に負担のかからない構成になっていることが敏感肌を回復させるためのコツですので、成分は丁寧に確認しなければなりません。
オイリー肌に合う化粧品選びのポイント
オイリー肌の人の特徴は肌がテカリやすい、開いた毛穴が目立つ、赤いニキビができる等が上げられます。その化粧品選びは、オイリー肌だから保湿はしないというのは間違っています。保湿をしないと乾燥させないようにしなければと肌が思い、返って分泌を多くしてしまうからです。
オイリー肌の人に有効な化粧品は、ビタミンC誘導体が入ったもの、これはニキビ予防や皮脂の分泌を抑える効果があるためです。保湿成分これは、乾燥を防ぎインナードライを防いでくれます。インナードライは、肌の水分量が少ないため、水分の蒸発を防ぐため、肌が皮脂を分泌している状態のことを言います。
化粧水は肌のバランスを保つためのものなので、油分の少ないさっぱり系のものを選ぶようにしましょう。ニキビで悩んでいる人なら、医薬部外品を使うことをおすすめします。肌の奥深くまで届く化粧水を選んでください。汗が嫌だと思って、あぶらとり紙を使う人がいますが、使い過ぎは分泌物を増やすのでNGです。